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16 April

初めてのポケモンカード!!!!!!!!!

ウオオ!!!!

ポケモンカード バトルアカデミー、パッケージ

ウオオオオオ!!!!!!!!!

ポケモンカード バトルアカデミー、箱の中。4種類のデッキがデッキシールドに入って並んでいる。

ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ニャオハかわいい!! ピカチュウかわいい!! ゲッコウガかっこいい!! ルカリオ、かっこいいしかわいい!!!!!!!!!

今日はポケモンカードを買った話をする。


ここに至るまでの話

なんだかんだTCGとは縁遠い人生だった。幼稚園か小学校上がったかくらいの頃^1にマジック・ザ・ギャザリングを遊んだことがあるが、紙のカードを触ったのはそれが最後だと思う。

カードゲームといえばお金のかかる趣味というイメージであり^2、お金のない自分には遊ぶハードルが高い。

しかし転機があった。

スマートフォン向けアプリゲーム『シャニソン』のプレイ画面

ローグライトデッキ構築カードゲームとの出会いである。

『シャニソン^3』『Inscryption^4』『Slay the Spire^5』『ワイルドフロスト^6』……。

『Slay the Spire』のプレイ画面。

カードを組み合わせて強力な動きを作るのはTRPG^7に似た面白みがあるし、相手の行動を考えながら詰まないように動くシミュレーションゲーム的な楽しみもあるし、ローグライト^8なので再プレイ性がめちゃくちゃ高い。あとあんまりお金がかからない
そして思った。

久しぶりにTCG遊びたいな。

というわけで買った

というわけで買いました。

購入したのはポケモンカードゲームの入門セット、『バトルアカデミー』。初心者向けの簡単なデッキが4つ入っている入門セットだ。

ダメカン^9やコイン、プレイマットといったスターターに必ず入っているグッズに加えて、書いてあるとおりに回すことでルールが覚えられるマニュアルも入っている。ダメカンをしまうケースも付いているので、これ一つ買えばOKだ。

ピカチュウのダメカンケースとパーモットのデッキシールド

OKのはずだったんですけどね。

バトルアカデミーにはたしかにダメカンケースが付いているのだが、これは厚紙の組み立て式になっており、上手く組み立てられなかった。 追加でダメカンケースを買わせるための策略だ。おのれ任天堂。私は怒っています。パーモットのデッキシールドは別に必要ないけどかわいいので買った。パーモットはかわいいです。

このデッキシールドとは別に100枚500円の安いデッキシールドを購入し、バトルアカデミーのデッキは全てこれに入れている。じゃあこのパーモットは何? ……何……なんか……観賞用とか……。

というわけで遊んだ

さて問題は遊ぶ相手だ。

ポケモンカードを遊んでいる友達なんていないし、そもそも経験者の人と遊ぶのってなんか怖いし、ティーチングイベントは子供用しかないようだった^10
断られるかなと思いつつ普段別のカードゲームを遊んでいる友達を誘ってみた。

「ポケモンカード遊びませんか」
「いいよ」
「わーい」

そういうことになった。

「じゃあカラオケ借りますか」
「カドショにプレイスペースあるよ」
「そうなんですね。テーブル何円ですか?」
「タダだよ」
「タダ!?」

絶対に何か騙されていると思ったが本当にタダらしい。生まれて初めてカードショップでカードゲームを遊ぶことになった。

ポケモンカードを遊んでいる様子。友達がピカチュウのプレイマットを敷いていて、筆者はルールが書いてあるバトルアカデミー付属の紙製プレイマットを敷いている。

カードショップに行くとテーブルの真ん中に巨大なアクリルのついたてが設置されていた。これ逆転裁判の留置所で見たことある! 大興奮だった。無料で使える上に憧れの留置所面会まで体験できる。カードショップってすごいなあ。ついたてのせいで付属のプレイマットは半分しか敷けなかったが、友達がなぜかポケモンカードのプレイマットだけ持っていたため事なきを得た。

友達がピカチュウデッキ、私がニャオハデッキでまずはお試しバトルを遊んでみる。奇しくもプレイマットがベストフィットである。まさか、これを見越して……? カードゲーマー、あなどれない。

お試しバトルでは右下に書いてある数字通りにデッキを積み、上から順番に引いていく。マニュアル通りにカードを動かしてルールを掴み、一通り終わったら続きは(シャッフルした残りのカードを使って)好きなように遊んでよい……のだが、最初の手札が基本エネルギー6枚とポケモンとかなので好きなように遊ぶ暇はない。

このセットは親子向けらしく、保護者用のピカチュウデッキがポケモン1匹気絶のハンデを背負うことになる。親子で遊ぶ分には問題ないが、子供同士で遊ぶときにはこれで喧嘩にならないよう注意が必要だ。今回は大人同士で遊んだので喧嘩にはならなかった。これで喧嘩になる大人とは友達にならないよう注意が必要だ。

その後も何回か対戦し、なんとなくルールは理解できた。ポケモンカード、楽しい!

さらなる深み、シールド戦

TCGにはシールド戦という遊び方がある^11
拡張パック^12を特定個数(ポケモンカードなら10パック〜15パック)剥いて、出てきたカードを使ってその場でデッキを組んで^13遊ぶのだ。

3月末にクリムゾンヘイズという新規パックが出ていたので、今回は最後にシールド戦を遊んでみた。

クリムゾンヘイズから出てきたイーブイ。特別なイラストのレアカード。

だがこの戦いには致命的な欠点があった。

ポケモンカードの拡張パックからは基本エネルギーカードが出て来ない。
とりあえずバトルアカデミーのデッキに入っている基本エネルギーカードを流用して遊んだものの、バトルアカデミー収録のデッキは丁寧にタイプがばらけており、同じタイプのデッキを組むと基本エネルギーカードがなくなってしまう。

結果、先にデッキを組んだ方がエネルギーカードを奪える闇のゲームになった。 ゲーム性の崩壊である。

今思えば二人で遊ぶだけなので基本エネルギーカードを別のタイプのエネルギーカードとして代用して遊べば良かったのだが、その時は思いつかなかった。

とまぁ片手落ちな状況だったが、対戦自体は面白かった。

何より友達が出してきたグレイシアが強すぎた。

「しみいるれいき」が「次の相手の番の終わりに、このワザを受けたポケモンにダメカンを9個のせる。」という効果で、あれよあれよという間にたねポケモンが倒されてしまった。
このグレイシアがいるということを知った上でさらにデッキを改修して遊んだらまた楽しかったと思うが、時間が足らずそこまでは至らなかった。

というわけでまたやりたい

なんだかんだ各デッキ1回ずつしか遊べなかった。
次は同じデッキでもっと何回も戦ってみたい。
ドオーのデッキも作ってみたい。

やりたいことはたくさんある。

そしてこのゲームの面白いところは、もっともっとたくさん待っているはずなのだ。

帰りに食べた美味しいラーメンの写真。


  1. 絶対に対象年齢ではないが、多分メンコとして遊んでいたのだろう。 ↩︎

  2. カードゲームにアホほどお金を消費している友達がいる↩︎

  3. 『アイドルマスターシャイニーカラーズ -Song for Prism-』スマートフォン向けアプリゲーム。音ゲー+デッキ構築カードゲームという謎の構成をしている。 ↩︎

  4. 『Inscryption』ローグライトデッキ構築カードゲーム。正直数あるデッキ構築カードゲームの中でもバランスが悪いと思うが、そこがこのゲームの楽しいところでもある。買うならSteam版推奨。 ↩︎

  5. 『Slay the Spire』ローグライトデッキ構築カードゲームの親玉。これを携帯性の高いデバイスに入れてしまうと睡眠時間が消滅するばかりか、二度と余暇時間に頭を休められない体にされてしまう。 ↩︎

  6. 『ワイルドフロスト』ローグライトデッキ構築カードゲーム。絵がかわいい。しかし難しい。攻撃の順番やどの敵を倒すかなど考えることが非常に多い。そしてそのいずれかを間違えただけで致命傷を受けてしまいかねない。だが絵がかわいい。 ↩︎

  7. とりわけ、俗にF.E.A.R.ゲーと呼ばれるゲーム群。 ↩︎

  8. 『ローグ』から派生したゲームジャンル。ランダム生成マップや倒れたらゼロからやり直しなどの要素を持つゲームのうち、不思議のダンジョンみたいじゃないやつ。 ↩︎

  9. ダメージカウンター。ポケモンカードではポケモン同士を戦わせるので、ポケモンが受けているダメージを管理する必要があるため、10点刻みのトークンをカードの上に置いていく。スターターなどに付属している物は厚紙製。掴みにくいし吹っ飛ぶ。無料の物に何期待してるんですか? ↩︎

  10. まぁ大人はルール読んだら理解できるし、変な人が来そうだし。 ↩︎

  11. 発祥はマジック・ザ・ギャザリングだろうか? ↩︎

  12. ポケモンカードではブースターパックのことを拡張パックと呼ぶ。ブースターというポケモンがいるので、ブースターパックだとブースターが箱詰めにされている光景が浮かんでしまうからだろう。 ↩︎

  13. ポケモンカードの場合は通常60枚のところ40枚でデッキを組む。サイドカードは通常6枚が4枚になるようだ。それ以外は普通のルールと変わらない。 ↩︎

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